[1981]ランソン 225周年スペッシャルキュヴェ 750MLLANSON
気難しくてデリケートでおまけに高く付く、それでいて裏切られる事も多々ある。
この性悪め!と一瞬怒りに燃えてボトルを窓の外へ投げ捨ようと振りかざす
(実際にはしませんけど)。
しかし、幸運にめぐり合えた時は最高の至福を味わえる!
だからやめられない。
それがオールドヴィンテージワインの世界です。
たぶん他に例をみない程高価で痛み易い「お年寄り」で「生鮮品」という稀な商品ですので売る方も御買いになる方も大変なことは確かです。
しかし輸入元、小売店、運送業者が細心の注意を払い、御買いになった方も冷蔵庫などで保管に気を遣っていただければ、後は割りと気楽に楽しめます。
ただ、最大の難点はそのワインが傷んでいた(又は痛んでいると思われる)状態だったとき、何がその原因なのか、なにが悪かったのかはっきり判らない、それも開けてみるまでは判らないという事です。
外から観て液面や澱の状態、コルクやキャップの状態から推測はできます。
私自身、今まで体を張ってワインを飲んできて相当痛い目に合って来ていますのでその経験からある程度の勘も利きます。
しかし、結論から言えば「飲んでみなければ判らなかった」です。
売っている側の人間として甚だ無責任な態度で申し訳ないのですが、本当の事ですので正直に書かせていただきます。
当店では少しでも駄目だと思われたらその通りに表記致します。
口幅ったい言い方で恐縮ですが、古酒ワインの性質上仕方がないことだと思っています。
私は古酒を買うときは大袈裟ですが、ワインの道を極めるための「お布施」と考えるようにしています(女房には内緒で)。ヴィンテージワイン